競馬で一番人気をついつい買ってしまうのはなぜ?心理学的根拠


「この馬、一番人気なのか……。買う予定なかったけど、買ったほうがいいかな……」

そんな経験、誰にでもありますよね?

競馬は馬が走るもの、人気は人が決めるもの。人気があるからといって、その馬の能力が上がるわけではありません。信頼性が高くなるわけでもありません。しかし、みんな一番人気が大好き。もともと買う予定がない馬でも「一番人気だし、念のためおさえておくか」みたいな心理になってしまう。

しかし、なぜこんなことが起きるのでしょうか? なぜ僕たちは、「一番人気になったからって、その馬が強くなるわけじゃない」とわかりつつも、一番人気を買ってしまうのでしょうか。

今回は、心理学的な検知から「一番人気をついつい買ってしまう理由」を紐解いていきましょう


一番人気を買い続ける人が多発する心理学的根拠

結論から言えば、一番人気を買いたくなるという心理は「社会的証明」の原理が働いています。社会的証明の原理とは何かというと……

・「行動する人の数=正しい」と考える性質がある
→周囲と一緒の行動を取りたいと考える
→自分だけ仲間外れになるのはイヤと考える
→周りの人と同じことをしていれば(大抵の場合)正しい行動になる=物事を合理的に判断して周りに乗っかる
→周りと同じ行動を取っていれば安心と考える

といった心理状態ですね。要するに「一番人気になったからって、その馬が強くなるわけじゃない」ということは分かっていても「みんなが買っているのだから、この馬は強いに違いない」と、無意識のうちに考えているんです。だから、買ってしまう、と。

実際、ある実験で、「一番人気」という言葉がいかに人を引きつけるかが分かっています。

飲食業界で起きた「一番人気効果」

北京で行われた実験を例に取ってみましょう。実験者たちはいくつかのレストランで、特定の料理に「一番人気」というラベルをつけました。ラベルの効果によって、売り上げがどのように変化するか、調査を行ったのです。

結果はどうだったかといえば、なんと一番人気ラベルのつけられた料理の売り上げは13%から20%にアップしたのです。もちろん、料理のレシピや食材に一切の変化もありません。変わったのは「一番人気」というラベルがつけられたこと、ただそれだけでした。

社会的証明の弱点と、知っておいて損はないこと

この実験でわかるように「一番人気」という言葉は僕たちに思った以上に大きい影響を与えているわけです。

ここで競馬で勝つ上で意識していきたいことは、北京の実験でいうところの「料理のレシピや食材に一切の変化もありません」という点です。

「一番人気」に支持されたからといった、その料理、人、あるいは馬自体に本質的な変化があるわけではありません。前述したとおり、一番人気というラベルがレッドブルのように翼を授けてくれるわけではないのです。

社会的証明の原理で恐ろしいのは「周りの人と同じことをしていれば(大抵の場合)正しい行動になる」という点に、例外が生じることです。時々、人々は間違った行動を取ります。しかも、群衆に流されて、あとで振り返ると信じられないような行動を取ってしまうものです。「赤信号、みんなで渡れば怖くない」と思って渡った場面を警察に見られる、とか、みんなが買っているからという理由で買った一番人気の馬がシンガリ負けする、とか。

要するに、一番人気の馬が3着以内に来る確率は確かに高いですし、「(大抵の場合)正しい行動になる」わけですが、

・例外が生じることがあること
・本質的に馬が強くなるわけではないこと

ということを頭に入れておかないと、回収率を下げて競馬で負ける原因になりかねないですよ、って話ですね

参考文献:Pre-Suasion: A Revolutionary Way to Influence and Persuade



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