僕は本を読むのが好きです。
本で得られる新しい知識や刺激は、人を新しい世界へ導いてくれます。
実際、幸運なことに人生を変えるような本に何冊か巡り合うことができました。
その中の一つが、スタンフォード大学で博士号を取得して健康心理学者として活躍するケリー・マクゴニガルさんが書いた『スタンフォードの自分を変える教室』です。世界中でベストセラーになった名著です。
完結に言えば、自分をコントロールしてなりたい自分になるための「意志力」について書かれた本ですね。
彼女が指摘する人生を変えるために必要な3つの意志力が……
「やる力」
「やらない力」
そして
「望む力」
です。
人間は誰しもが、なりたい自分になりたいものです。しかし、なりたい自分になろうとしたとき、様々な困難や障害に直面します。
例えばトレーニングをして健康的な、筋肉質な体を手に入れたいと思ったとしましょう。
この時、求められるのが……
・トレーニングをやり抜く力(やる力)
・体に良くない食べ物……揚げ物やラーメンなどを食べない力(やらない力)
・理想の体型を手に入れて健康的な生活を送りたい(っていう体にして、本当はカワイイあの子を抱きたい)と思う力(望む力)
というわけです。この3つの力があるかどうかで、人生は大きく変わってきます。この力を持っていれば、目標や夢に近づくことができる。健康的な体を手に入れれば仕事のパフォーマンスは上がるでしょうし、そうなると年収も増える。(カワイイあの子を抱くこともできるかもしれません)
反対にこの力を持っていないと、全く反対の人生――トレーニングをサボり、体に悪い食べ物を食べて太り、ぽっこり出たお腹と不健康な体で(カワイイあの子に見向きもされない)日々――を歩むことになってしまいます。
この考え方は競馬にも応用できます。例えば、予想に当てはめてみると……
「やる力」…自信のあるレースだけを買う力
「やらない力」…自信のないレースを惰性で買うのをやめる力
「望む力」…回収率100%を超えたいと思う力
こんな考え方もできますよね。特に2つ目なんか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
僕も昔は自信のないレースを「もしかしたら当たるかも」と思って買って、案の定外していました。
しかし、今では「やらない力」を身につけたことで回収率は向上しました。

では、どうすれば3つの力を手に入れることができるのか?
一つは本書を読んで、競馬に当てはめてみることをオススメします。この本は人生全般に役立つので読んで損はありません。
もっとも、競馬に当てはめることはなかなか難しい。仮に当てはめられたとしても、実戦してみることは簡単ではありません。
ですので、もう一つの方法を検討してもいいかもしれません。
誰かと一歩ずつ、3つの力を手に入れるために歩んでみようとすることです。
あなたがもし「やる力」「やらない力」「望む力」を手に入れたいと、本当に思うのであれば、『競馬で勝って人生でも勝つ成功の思考法』はお役に立てるかもしれません。
チャンスは目の前にあります。
充実した日々を送っていくか、楽しみきれないままに人生を終えるか。
どちらを選ぶかは、あなたの決断次第です。
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